2013年12月06日(金) |
大らかな保留のポケット |
数日前のラジオで、年末の大掃除は不要だ、という開き直りの話題。
これは聞き捨てならない。 師走の大掃除に異変が起きている。
例え自分はできなくても、ラジオから 「今日は頑張って障子を張り替えました」とか、 「窓をふきあげたらピカピカになって気持ちいい」という 報告が伝えられるのを、毎年清々する気持ちで聞いていた。
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「無理してやらなくても大丈夫」という主張に、 自分のことを棚にあげて、なんだそれは!と鼻息を荒くする。
「大掃除表彰者」みたいな人と較べて、できていない自分を責めすぎるから、 やらなくてもよいのでは、という開き直りになるのだ。
今は駄目だが、いつかやるならあんな風に、というふうに、 どうして大らかな保留のポケットに入れておけないんだろうか。
締め切りの長い宿題と思っておけばよいのだ。
2009年12月06日(日) 君のものは私のもの 2006年12月06日(水) 白雪五人男 2005年12月06日(火) 2004年12月06日(月) 充実感は自分だけ
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