今年は暦どおりの優等生のような季候である。 立冬、小寒、大寒、立春と、寸分たがわずに寒さや暖かさがやってきた。
ベランダから庭にやってきたヒヨドリを眺める。 木蓮の花芽を食べているのだろうか?
確かに寒さは厳しかったような気がするが、 いつの間にか行ってしまったというのだろうか。
冬至の頃の夕闇と星空は、今はもうない。夕刻に訪れるのは、 ぼんやりと温く明るい、夢か幻のような春の暮れである。
自分の意識も、なんだかこの春の夕刻のようなぼんやりとした中にいる。
2007年02月07日(水) 最後に誰が笑うのか 2006年02月07日(火) 話が通じない話
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