家で仕事。外は雪。
予算の話を全くしない予算委員会のラジオ中継に耳を傾ける。 与党のやらかしたヘマとか、怪しげな事件の追及が続く。
「サキホドライモウシマシタヨウニ」という科白は、 あんた、ちゃんと私の話理解してないね、と言う意味か、 立場上これを繰り返すしかないんだよ、と言う意味か。
与党議員が、「アナタの仰る通りで、判断の誤りでした」 などと言うはずもない。 小泉総理など、耳掃除でもしながら答弁しているみたいだ。
議論すべき場で、不毛な議論が展開することは、 「大事なことは別の場所で誰かが勝手に決めている」証である。 答弁を通じて、国民にものすごい不安感と無力感を与えている。
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引き続き仕事。途中で電話勧誘が2件。 テレホンアポイントと言えば聞こえがいいが、電話勧誘である。
勤めている時は知る由もなかったが、昼の時間帯はこうした電話が多い。 インターネット加入とか、水道管の修理とか、 子どもの教材とか、着物の販売とか、実に多方面から御用聞きが来る。
要りませんと普通に断っても、大抵は話にならない。 ある時、仕事中ですと告げたところ、慌ててあきらめたので、 以来、この手のものはそうして断るようにしている。 大抵はすまなそうに電話を切る。
つまり、仕事中でなければ、日中家にいる人の貴重な生活時間を、 自分の仕事で突然奪ってもよい、と思っている。
そこのところが一番腹立たしい。
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