浅間日記

2009年07月22日(水) 小原庄助的日食観察

療養中のHと二人で、日食観察。
おお欠けてる!と感慨を共にする。

普通の大人は仕事をしている平日の昼間に、
いい大人が二人空を見上げている間抜けさと罪悪感。

しかも家の中では、甲子園の予選がラジオから騒がしく流れている。

そういうわけで、ともすれば一生に一度の現象をHと二人で見ている割には、
星空にハレー彗星を見るようなロマンティックさには、いささか欠ける。



曇り空とは明らかに違う、薄暗さが漂いはじめる。
神秘的というよりも、古人が抱くような怖い気持ちが先立って、
ああ早く元に戻ってほしいと、最後は祈るばかりであった。

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2004年07月22日(木) 王様の耳はロバの耳


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