自民党が参院選の結果を反省した総括文書。 党総務局が作成し、近々正式文書になるそうだ。
これによると、参院選における自民党不振の原因は、
1.争点にされた年金問題の説明不足 2.候補者の日常活動の不足と高齢化 3.昨年統一地方選と衆院選が終わり、選挙運動が低迷した 4.比例選と選挙区選の運動の連携不足
だそうである。この他にも、公明党との安易な連携など、 不振の原因は挙げられているそうであるが、それにしても、 本当にこれが「問題点と課題」だと考えているのだろうか。
政党内の自己反省なのだから、−私は党員ではないし− 口をはさむことではないのだけれど、 「自民党候補者に投票しなかったのは、選挙運動が充分でなかったからだ」 などと思っている国民がいるのだろうか。
マスコミで色々取り上げられている敗因との明らかな乖離をものともせず、 瑣末なことを敗因にして総括せざるを得なかったこの党の内情は、 一体どうなっているんだろうと心配してしまう。
それとも、私が知らないだけで、政党というのは皆そんなものなのだろうか。
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