ここのところのAときたら、わずかな暇をみつけては ストーブの前に座り込んでバレエのプログラムを眺めている。
誰が何の役を演じたことがあるのかインプットし、 この劇団の衣装にはどんな種類があるのかを研究しつくし、 そして昨日は、この本によると白鳥の湖はどうも全三幕なんじゃないかという大発見に至った。
見ると確かに全3幕としてそれぞれに解説のページがある。 そうだよと伝えると再び研究に入り、もう人の話など耳に入っていない。
この態度は、山の雑誌に読みふけるHとまるで瓜二つである。
好きなことに無防備に没頭する親を持つというのは、 私の生い立ちと大いに違うところかもしれない。
2006年12月20日(水) 和室的予算案 2005年12月20日(火) 書き入れ時の貧しさ 2004年12月20日(月) 放心
|