サダム政権が制圧され4年になるのらしい。
イラクはちっとも平和と安定を取り戻していないし、 それどころか、「殺し合いで争う」ことが世界中でブームとなり、 日本に至っては、そのことが国の制度と絡めて語られるようになった。
この日記を書き始めたのは2004年だから、 そうした世の中の流れと歩みを同じくしていることになる。 そして、気味の悪い世界の動きに対する違和感を、 私も時々であるが、自分なりの文にした。
そして、納得のいかない出来事の積み重ねにとらわれて、 知らず知らずのうち「筆を尽くすことにもう意味はない」という絶望を、 身中においてしまった。そんな気がする。
だから、 書くべきと思うことに思いが至らず、 書く必要のないことをつづり、 書くべきではないことまで筆がはしってしまう。
世の中がどうあれ、他の人がどうあれ、 自分がこんな風なのは嫌だなと思う。
私は、知恵を絞って善へのベクトルを示すと決めたのだから、 それができないのならウェブ日記などしないほうがましだ。
2005年04月11日(月) 不売運動
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