生温い2月、このままですむわけないと信州人は誰もが思っていた。作物が芽を出してから冷え込めば台無しになる、そのことを恐れていた。そうして花冷えの3月を迎え、氷点下の朝は、もう一週間になる。息を白くして寒いねといいながら、季節のバランスがとれたことに、やはりどこかで皆安心している。幸い遅霜には至らなかったようである。ただ、花を咲かせた梅には気の毒であるけれど。 2005年03月19日(土)
2005年03月19日(土)