晴れ渡る冬空の下、お外のお仕事。
途中、山の中に禅寺をみつけ、寄り道する。 見事な山門や庭のしつらえに、ため息をつく。
その場所が何をするところなのか、 来訪者にどのような心構えを要求しているのか。
そういうことが、山門への階段の勾配や角度、 植栽のしつらえ一つで表現されている。
人が人に対して意識を細かく向けていることがよくわかる。
大味な空間プロデュースに慣れてしまった現代日本人の私には、 この小さな空間での発想すべてが新鮮で、知る喜びがある。
2005年11月08日(火) 鳥災 2004年11月08日(月) 戦場は自然現象ではない
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