浅間日記

2006年11月08日(水) 山門

晴れ渡る冬空の下、お外のお仕事。

途中、山の中に禅寺をみつけ、寄り道する。
見事な山門や庭のしつらえに、ため息をつく。

その場所が何をするところなのか、
来訪者にどのような心構えを要求しているのか。

そういうことが、山門への階段の勾配や角度、
植栽のしつらえ一つで表現されている。

人が人に対して意識を細かく向けていることがよくわかる。

大味な空間プロデュースに慣れてしまった現代日本人の私には、
この小さな空間での発想すべてが新鮮で、知る喜びがある。

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