赤穂浪士文化圏で仕事。ずいぶんと暖かい。
太平洋の、外洋に向かってすらっと伸びた海岸線も美しいけれど、 小さく可愛らしい湾や岬が繰り返される、瀬戸内の海岸線は、断然私好みである。
そして明日はまた山国へ戻り、この海辺とはまた別世界である晩秋の山々を美しいなと思うだろう。
よくもこの小さく限られた島の中で、これだけ変化に富む地形があるものだと思う。そこへ四季の変化が加わるから、さらに風景の多様性は増す。
美しさは一つではないし、様々な在り様こそ美しさである。 変化があることは安定であり、未来である。
そういうことを、この国に生れ落ちた瞬間から教えられている気がする。
2005年10月25日(火)
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