曇天。
帳簿のつけ方を習いに、税務署主催の講習会へ。 あと四半期を残すのみとなったこの時期に、今更の感はあるけれど、 金勘定は弱いから仕方ない、とも言っておられぬと奮起した。
色々な業種の人が集まる会場で、半日レクチャー。 慣れない経理の専門用語を頭に叩き込むのに四苦八苦する。
消費税は免税事業者の要件となる売上金額が1千万円に下がったことで、納税義務者が増加した。講師からこうした事業者むけに丁寧な説明がある。 しかし、聞けばきくほど、これで本当に全額納税されるんだろうかというわからなさである。
その怪しさは、「事業者が消費者から預かった金を納める」という納付形式にある気がする。また「預かった額と支払った額の差額を納税する」という金額の決定方法も、それで最後に帳尻があうのか疑問である。
きちんとした法人で、取り扱う額も大きいのならともかく、個人事業者にとっては、何となく集まって何となく納めるという感が否めない。
2004年09月27日(月) 不在善哉
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