ようやく週末。県庁付近で仕事。 帰りに更埴へ寄って、杏を仕入れる。
大型バスが大挙して訪れるこの集落も、 平日の今日は、閑散としている。
また馬鹿のように大量に杏を仕入れ、帰路につく。
杏でジャムを作るのなら、今年は焦がさないように、 干すのならば、饂飩屋のおばさんのをお手本として、カビさせないように仕上げるべしと、今からAに念を押されている。
しかし、私の本当のお目当ては、種−杏仁−なんである。 かつては漢方薬として果肉より価値があり、 銀杏のように果肉を腐らせて取り出していたのらしい。
そこまで有用なものなら、使ってみたくなるのが人情である。
2004年06月30日(水) 流通の話
|