浅間日記

2004年06月30日(水) 流通の話

自分が梅干などにチャレンジしたものだから、
梅の木に実が大きく熟れて残っているのを見ると、
ものすごくもったいなく見えてしまう。
「お宅のあれを、私に漬けさせてください」と乗り込みたくなる。
調子のいいことサザエさんの如しである。

市場では、キロあたり800〜1000円近くで売られているものが、
100m先の庭先で放置され、道端にボタボタ落ちているのも不思議な感じだ。
遺体が流れる横で人々が沐浴をするガンジス河のように、
時間や場所の巡り合わせによる、命の色々な在り様が混在する。



銀行窓口に預金を引きおろしに行ったら、五千円札については、
新貨幣の発行が近く流通量が少ないため、新札の用意ができないと言われた。
一葉の新5千円札の登場も11月を目処と、間近のようだ。

また新紙幣には色々なしかけがしてあって、かなり高級仕様である。
紙幣とは製造コストが製品の価格に反映されない、不思議な製造物だ。
「旧紙幣は偽造されやすいから8掛けで流通」というふうにはならないのだろうか。


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