家に戻る。
インドへ行く仲間と合宿みたいなことをしていたHも、家に戻っていた。 KさんもH君もOちゃんも、休日はなかなか集まれない仕事をしているから、 この連休の数日間で、具体的な計画を練ることができたのらしい。
やはり、一緒に同じ時間を過ごすということは大事だ、とH。 色々な相互理解が深まるんだ、と、真面目な顔をして報告する。
馬鹿言ってんじゃないよ、 と心の中で思い、遠慮なくそういう表情をする。
そのカッコいい台詞の上に「家族が」をつけて、 もう一度言ってくれ、と思う。
男連中で集まった後、大抵この男は、 こういう変な一途さを家に持って帰って来る。 嬉しそうに、張り切って。
それがもう、私には、 プラモデルやら昆虫採集に夢中になる小学生にしか見えなくて、 悪いと思いつつ、何か意地悪な気分を抑えることができない。
2005年05月07日(土) 悪の研究 2004年05月07日(金) 不機嫌スパイラル
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