浅間日記

2006年04月24日(月) コンセンサス

居間に散らかった絵本やおもちゃを片付けるのは親の役目である、
ただし、次の誕生日以降は、自分で片付けなければゴミ箱に直行である。

そんな風に1年前の誕生日からAに申し渡しておいた。

だからここのところのAは、捨てられたら大変とばかり、
火を消してまわるサイみたいに、服も絵本も、
自分の陣地へとりあえず突っ込んでいる。

これが、いつまで続く緊張感か分からないけれど、
とにかく、放置物は捨てるという非情なルールについては、
完全に合意が形成されている。



そういうわけで、平成13年に施行されたPSE法、もとい電気用品安全法の、
今頃になっての大騒動や、その言い分に慌てて対応する
特別承認制度だの検査機器の無償貸し出しの情報をみるにつけ、
経済産業省に勝ったな、と、ほくそ笑むのである。

霞ヶ関や虎ノ門だけが日本ではない。
人が全国津々浦々に住んでいて、皆で生活しているのだから、
ルールというのは、その開始前によく話し合っておくことが大事だ。


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