2006年03月13日(月) |
離れた場所、離れた島 |
呆けて暮らしているうちに、もう3月も半ばである。
先週は休暇のつもりで南の島へ出かけてみたが、 Tさん夫妻をようやく表敬訪問できたこと、 旧い知人のM君に会えたことの他は、今ひとつだなあという感想。 年齢のせいかもしれない。
島の歴史や文化は、この国の縮図のようなものをみつけることができる。 そういう興味から、20代の頃はあちらこちらの島旅を楽しんだ。
離島という所を、息苦しいなと感じたのは今回が初めてである。 周りは見わたす限り海で、本土とは呆れるぐらい離れている。 なにか逃げ場のない、電子レンジの中に入れられたような感じ。
一旦そう思ってしまうと、 さんご礁も、白いビーチや緑のマングローブも、楽しめるものではない。 もう、バカンスというより、島流しの感覚に近い。
しまいには、 「リタイア後は島に移住してのんびり暮らす人が増えているらしい」 という話の、もうそれだけで息苦しい、という始末である。
2005年03月13日(日) 24時間営業・徒歩10秒の未来
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