浅間日記

2006年02月28日(火) 棄権せよ

危険部位混入発覚後の「返品分」の行方が気になるんである。
追跡もされず流通した数十トンのことではない。
成田空港や港湾で足止めされている、1366トン、14億円分の牛の肉だ。

何しろ、日本食肉輸出入協会というところは
保管費用も含め、膨大な損害を被ったことになり、
米国食肉輸出連合会に補償を求めているが、確実でない。
もちろん、米国がわざわざ船賃を出して自国にもって帰るわけがない。



一見、普通の肉。自分が口にするわけではない。売れば金になる。
そういう、ビジネス上の誘惑が多い、人道に反するものが存在する。

ビジネスと人道性が勝負することに、私はもう完全に近く失望している。
だからこれは、私には、実に気味の悪い存在なんである。

もし補償がなされなければ、不信感はさらに高まるだろう。
補償の行方に関わらず、なるべく早く然るべき方法で処分し、
さっさと、その肉に関わるビジネス上の権利を放棄してほしい。

処分にあたっては産業廃棄物の「動植物性残さ」又は
「動物系固形不要物」になるはずだから、
処分の画像から管理票(マニフェスト)のA〜E票まで、
この際きっちり公表してもらいたい。

2004年02月28日(土) 瑣末なことだ


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