HとAと三人で家に戻る。 うっすらと日陰に雪があるところをみると、 2、3日前に降ったようだ。
オウム真理教麻原被告に対する報道を再考す。 やはり、死刑判決はいいのだと思う。 その判決に自信をもつべきだとおもう。 被告が笑ったとか、 反省していないとかそういうことはいいのだと思う。
麻原という男と対峙するから、瑣末なことで虚しくなったり、 また焦点がずれるのだ。
我々が対峙しなければならないのは、絶対的な暴力とか悪意とか、 人の尊厳を奪うもの、そういう本質的なものなのではないか。
奇しくも判決文の条文を聞いていて、これなら戦争へと国民を駆り立てる今の政権にも適用できるではないか、と思ってしまった。
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