氷点下9度の寒さの中、「本日は小寒です」とラジオが言う。 このうえどんな「大」寒が待っているというのだ、とぶつぶつ言いながら、 早くも散らかった部屋の掃除。
Aの描き散らかした画用紙を整理する。 小さなバッグに詰め込まれた紙片やらペンを出して、しまう。 片端から開いた絵本を本棚へもどす。
小さい子どもというのは散らかすものと諦念している。 「遊び」というのは実に未来志向な活動で、秩序や整理整頓の対極にある。
小さい子どもというのは、過去を懐かしむ、ということをしない。 そして大人は、遊びの中での、創造のスピードに追いつけない。
もちろん、そういう方向で理解を深めるのは、 後から片付けをしてまわる私の、精神衛生上の問題でもある。
2005年01月05日(水) 人生の成長曲線
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