気がかりなAを残して、大阪へ。
途中所用で寄った町から長距離バスに乗る。 小さくて古いバスターミナルの周りには、 小さくて古い土産屋や小さくて古い飯屋が立ち並んでいる。 ミニチュアみたいな街である。
小さいがどれも色々な設えが施された丁寧な建物で、 間取りも高さも、これだけあれば充分という相応の規模に納まっている。
客あしらいの上手い食堂の女将にお茶を出されつつ、手早く昼食をとる。 今年は寒さが早いから干し柿が美味いよとかなんとか、地元の話題。 お客さん大阪まで行くんじゃ大変だ、と、気遣いされる。
ヒューマンスケールの街で一息ついて、大都会へ。
2004年12月12日(日) 高尾山
|