Aと一日過ごす。
庭の落ち葉をきれいにし、家の掃除をし、文具やと図書館へ行った。
夜のラジオでは、野球をやっていた。 観衆の応援があまりにサッカーのそれと同じなので、驚いた。
ゲームを熱狂的に鑑賞できれば、何でもよいみたいに見える。
最近はどうも、スポーツ観戦とか音楽会の鑑賞やら、講演会の聴講の類に、 どうも懐疑心を抱いてしまう。
そんな暇があるのなら、例え下手糞でも、そうしたことを 自分自身がやったほうがよいのではないか、という気がしてしまう。
そう思ってしまうのは、これらに共通するのが、とどのつまり 「消費活動」だからなのだと思う。「購買活動」と言ってもいい。
どうも私は、そうした方々が、 「金を出した」という時点で、無責任に批評できる免罪符を手に入れたつもりでいるのではないか、という 意地悪な仮定をしてしまうのである。
2004年10月22日(金) はんらんの話
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