浅間日記

2005年09月13日(火) 同じ糠床の中に居る

もう勘弁して!と言いたくなるような、荒れた山の仕事。
今日はHの応援つきなので、少し心強い。

今度雨が降ったら、その後は絶対違う地形になっている沢筋を歩く。
いつ崩れてもおかしくない山腹をトラバースする。

Hは道々、栃の実を拾ったり蛇を見つけたりして遊んで歩く。
この男は状況がやっかいであればあるだけ、息を抜く習性がある。

一日の仕事を終了し、やれやれと家へ。



何しろHとは、だいたい一緒に家にいる。私の繁忙期以外は。
夏の時期は昼になると仕事を終えて帰ってくるし、冬は一日家にいる。
ジムへ出かける日の夜以外は寝る時間も同じで、夕飯はもちろん毎日一緒に食べる。

こうまで一緒にいる時間が長いと、お互いの体内菌を共有しているという実感がある。
私達は、同じ糠床の中で醗酵している野菜みたいなものだ。
多分、古漬けキュウリのように年を重ねていくのだ。

そして天秤棒のもう片方のように、お互い全く関与しないそれぞれの人生もまた存在する。
先月やっと実現した私の大切なお楽しみについても、Hはほとんど何も知らない。
そして彼のクライマーとしての日常も、私のあずかり知らぬところである。
それでいいのだ。

2004年09月13日(月) 厄年センサー


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