2005年04月29日(金) |
春も静かに飲むべかりけり |
マメ科植物の花が好きだと言うと、 植物をよく知る人からは、口の端っこの方で笑われる。
可憐に健気に咲くというよりは、繁茂してどうしようもないという様だからだ。 特にニセアカシアとかクズなどは、普通は「駆除するのが大変」としか形容されない。 花もどちらかというと原始的である。
それでも好きなのだから仕方がない。 私の雑味のあるものを好むのは、酒の好みと共通する。 シングルモルトウイスキーを好むHに哀れむような目を向けられても、 テキーラとかピンガ酒とかラム酒のような、 原始的な雑さと力強さをもった味わいは、どうにも捨てがたいのである。
まあ好きなのだから別にいいのだ、と、 庭で満開のハナズオウを眺めながら、しみじみ再確認した。
2004年04月29日(木) 気の抜けたビール
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