ローマ法王ヨハネパウロ二世の葬儀の記事。 第264代目の法王だったそうである。
世界11億のカトリックの頂点として世界平和に尽力し、 その遺言の中には、こうあったそうである。 「神の摂理のおかげで、核戦争という暴力なしに冷戦は終わった」
そのような、平和を訴え世界中を飛びまわった偉人を見送る神聖な場に、 もっともらしい顔をしてアメリカ大統領が列席している。
「ウチの国は、ワタクシの判断と責任において、 包括的核実験禁止条約−CTBTというやつだ−の早期発効を拒否し、 「使える核」へ舵取りをすることになりました」、と そこのサンピエトロ広場で言ってみるがいい、と、一人腹をたてる。
このような不適切な人間が平然と出現するのは、 残念ながら、多分、バチカン市国の警備がなってないんである。
2004年04月09日(金) somebody laughing inside
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