浅間日記

2005年01月29日(土) sugarな話

Hとライブに行く。ファンクミュージックだ。

いい年をして、スガシカオなんかに夢中になっていいのだろうかと
少し、否、かなり不安に思っていたのだけれど、
どうしてもこの男の創った歌から目が離せない。

そう思っていたら、村上春樹が「ずっと好きで聞いている」、
と書いていたので、少しほっとした。

書かれていたのは、オーディオのハイエンド機種を扱う
「ステレオサウンド」という雑誌。
たった8ページのために、2,000円以上も払って入手した。
30万円もするオーディオの記事をすっとばし、読む。
そうこの解釈なんだよ、いいんだよスガシカオは、と、改めて納得する。
同時に、こんな確認作業をしている自分を、少し馬鹿だなと思う。

DVDで見たスガシカオは、何だか軽薄な印象で、
甲高い声でヒヒヒと笑い、どうもペラペラな感じだった。
人間性と創りだす音楽が一致しない不思議から、アマデウスという映画を思い出してしまった。

ステージでの彼はDVDよりも誠実な感じがした。
無駄な語りとペラペラなお愛想から開放されている分、生き生きとしてみえた。

とにもかくにも、Hと音楽で共感できるという、
二人には極めてめずらしい日。

2004年01月29日(木) イマジン銃社会


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