浅間日記

2004年08月27日(金) 男と女戒厳令

某大学で3日間の研修を受講。
偽学生としてキャンパスに侵入しているのである。
都内で、毎日同じ場所へ通うのは何年ぶりのことか。
集団行動というのもまた然りである。
PCが何十台も置かれた部屋に半日もいるのは、
自ら受講したとはいえ、疲れることだ。



東京都教育委員会が、ジェンダーフリーという用語の教育現場からの排除を決定するというニュース。

ジェンダーフリーについて良し悪しを述べる以前に、
自分達が扱い切れなくなったものを、
権限に任せて「言葉狩り」する東京都の強行姿勢には全く恐れ入ることだ。
人間を統制する具体的な方法を、よくご存知である。
次にターゲットにされる言葉は「民主主義」か何かだろうか。

しかし、二次性徴期前の子ども達への男女意識の刷り込みに、
なぜそこまで神経質になるのかわからない。

子どもは子どもとして存在する権利がある。
まずそのことが大切だと思うが、私の勉強不足なんだろうか。

子どもというのは発達成長の過程にある生命体であり、
そういう属性を伝える方が、いいのではないかと私は思う。
子どもの夢や希望は、そういう自意識の中にあるように思うのだ。


 < 過去   INDEX  未来 >


ipa [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加