浅間日記

2004年08月02日(月) 休業脳

朝晩の空気に、ごく微量であるが秋の気配が混じり始めた。
その証に、晩にはコオロギが鳴いている。

ニュースをザッピングす。
民法が全面現代語化、新潟での山岳遭難事故、
多国籍軍への参加を定める恒久法の準備、
防衛大綱改定への中間報告。

しかし本日は思うところなし、なのである。
神経が季節の狭間に囚われてしまって、どうもいけない。

渡り鳥ならば旅立ちを決意するような、
そういう部分のスイッチが、自分の中で押されている感じだ。

こういう体たらくに、お粗末な言い訳をするならば、
自分には何か書いて吐き出さずにはいられない
陰惨な事件や醜悪な失態が起きるぐらいなら、
呑気に脳を休め、季節を味わっている方がずっといい。

とにかく今日はダメだ。こういう日は。


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