浅間日記

2004年05月29日(土) 内心の自由

Aを連れて上京。
ここのところの東京長野間の往復頻度たるや、
某知事に勝るとも劣らずというところだ。

最近Aはすっかり想像の世界に生きていて、
人形をみつけては何かに見立て、
物語をつくりはじめる。
いきなりその世界に入ってしまうので少々戸惑う。

そっと様子を覗くと、
見てはダメ、好きにさせてくれという態度。
まあ気持ちはわかる。
こういうのも、「内心の自由」というのだろうか。
都立高校界隈では、大変な禁句になっているようだが。



都立高校のカラーは、自分も出身者であるのでよくわかる。
そういう強制を嫌がる教師が多いのもイメージできる。
石原知事はよくもまあ、内心の自由の牙城のようなところを
狙い撃ちしたものだと、感心したものだ。

一連の出来事は何か変だ、絶対変だ、とは思うが、
抗議をしている「教師の集まり」というものに
いささか抵抗があり、無関心を装っている。

恥ずかしながら、高校時代は学校や教師というものに
ほとんど近づかなかった輩なので、
都立高校について語るなぞ分不相応もはなはだしい、
ということもある。


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