地元の新聞を読む。
祭りやら花の開花やら鳥の飛来といった 素朴で楽しいニュースとともに、 憲法改正論議の様子が掲載されている。
国会に設置された憲法調査会は、来月5月に最終報告をまとめること。 来年11月の自民党結党50年にあわせて党改憲草案をまとめるよう、 小泉首相が指示したこと。 一方民主党の管直人代表は、憲法制定から60年の2006年をめどに 改正案を取りまとめる意向を表明したこと。
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よくわからないのであるが、 自民党の結党50年と憲法改正に何の関係があるのだろう。 となると、結党60年や70年の際には、また改正したいのだろうか。
とにもかくにも、 そういう記念行事は自民党員間の遊びごとにとどめて欲しいし、 そのような予定調和的な目標を、首相という立場で発言しないで欲しい。 これは、国民に議論でなく諦めを強いるための装置だ。
不快である。
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