民族映画を見る会、というような集まりで、 バスク地方のチーズ作りの映像をみたことがある。
ヤギのチーズだったと思うが、ある季節がくると各家からヤギを委託されて、山へヤギと男たちが登っていく。チーズ作りの季節はずっとその山小屋で過ごすのだ。
見終わった後にそのバスクのチーズというのがどうしても食べたくて、 あちこち探し、ようやく手に入ったその味は、しょっぱい労働の味がした。
民族の誇りをもって戦ってきたのならば、 他の紛争に触発されてはいけないと思う。
テロはよくないことだ。 さらに、民族自立をうたっておきながら、他の民族から触発されたテロは最悪だ。
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