えー 我が家の敷地すぐ横の歩道にある植え込みに 看板を立てようが犬の忌避剤をまこうが とにかく犬の糞を放置しっぱなしにするバカ飼い主が多いことに頭を悩ませていた私&母ですが(特にうちの母)、ある日100均をうろついているとき、高さ25センチほどのワイヤーでできた小さなフェンスを見つけまして。
ぱたぱたと広げると横幅も1つ35〜40センチはあるかな?といったシロモノ。 同色のものがいくつもあったので、これをあるだけ全て購入し、早速植え込みに設置することにいたしました。
高さがあるわけではないので、どれだけの効果があるもんだろうかと期待半分あきらめ半分で経過観察しておりましたが、あれから二週間以上だった今、一度も犬糞を発見しておりません。
悪戯とかされるかなーとも考えましたが、そこまでするバカはいなかった模様。
というわけで、忌避剤よりやはりフェンスが一番だったなと思い知った私であります。
と 今日、二階の窓をあけて部屋の掃除をしていると 外で話し声が聞こえてきました。
どうやら私と母が設置した植え込みのフェンスについて話をしている様子だったので、バルコニーに出てちらっとその方向を見てみますと、お散歩途中らしき町内のおじいちゃんと、毎度おなじみご近所のおばあちゃんであります。
結構な声で話しているので、ついつい聞き耳をたててみましたら、こんなやりとりをされておりました。
「いやー、これはいい。わざわざつけられたんですかね」 「私もつけたいんですよ。でもイヤですねえ、飼い主は平気で放置していくんですよ。悔しくてねえ」 「私は正露丸をばらまきましたよ。結構ききめがありますよ」 「ああー、正露丸ですか、死にませんよね?」 「薬ですからねえ、死なないでしょう」 「毒でもまいてやりたいですけどね。さすがに毒はまけないし」 「毒はだめですよ。毒は」 「正露丸ねえ、臭いからねえ」 「いいですよ、正露丸」
・・・町内に植え込みが正露丸臭い家があったら、それは紛れもなく爺ちゃんの家だ。
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