Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2001年01月03日(水) 中吉

今日は朝から大分の高塚まで、
お参りにいくことになった。

ここは我が家の守り神様である。

とっても霊験あらたかなので、
毎月毎月お伺いしている。

しかしとっても霊験あらたかなので、
とっても渋滞する。

だから到着予定時刻を十時過ぎにした。

そう混んでなくてほっとした。
しかも我らは裏道を知っているので、
よけいにスムーズに到着できた。

境内は大混雑だったが、
パワーのある我らである。
ずいずいと前進することができた。

無事、お参りも済み、
無事おみくじも3人そろって中吉で、
無事、帰路につくはずだった。

それは昼食時に大旦那の言ったなにげない一言から始まったと思う。
どんな言葉かすら忘れたが、
それをきっかけにバトルが始まった。

初夫婦喧嘩である。

おたがいの一挙手一投足、一言一言の揚げ足を取り合い、
両者一本も譲らぬまま、帰宅した。

しかし今日の夕刻からは、
あたしの実家でのお年始会だ。
このままの状態でいくことになるのか・・?

すると大旦那の仕事の大事な客が、
年始に来たいと電話してきた。

これ幸いと、
あたしは息子だけ連れて帰ると言った。
帰るといっても車で30分もかからん近い実家なのだ。

そしてあたしは実家で親戚たちと久々の歓談をしつつ、料理もそこそこに酒をあおった。
飲んだ飲んだ飲んだ飲んだ。
ビールはほとんどあたしが飲んだ。

まあ顔にでないし態度も変わらぬ女なので、
まさか大旦那と喧嘩しているとは誰も気づくまい。

わざと帰宅を遅らせて十時頃帰った。

彼は寝ていた。
・・が、所詮たぬきである。

あたしは土産のふぐ刺しを出して、
「一杯どお?」と誘ってみた。

・・・ひっかかった。


かくして昼から始まった初バトルは、
夜の十時過ぎに幕を下ろした。


「中吉」
トラブルも起きるが、
自ずと解決の道はひらかれる。


中吉夫婦でいいよね。あたしたち。


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書いてる人 : Dynamiteおかん