あ〜、禁断症状だ。
薬?ぃぇぃぇ。
愛する、ある殿方との逢瀬に飢えています。
いや、昨日もしゃべったんだけど。( −−)
目に良いキャンディとノドに良いキャンディ、両方渡したら。
「わ〜、ありがとうございます!!」と、喜んでくれる。
けれど、誰にでも優しい兄弟。
いつも誰にでも優しい兄弟。
そうであらねばならない兄弟。
そうして長老の任を謙遜に柔和にたまに厳格に果たしておられる兄弟。
「いつも近づきやすく」なんて、難しい役を務めておられる兄弟。
周りの兄弟姉妹は「優柔不断」とか「優男」とかバカにするけど。
私は知っている。
あの年齢で「いつでも」「誰にでも」「常に」
平静を保っている、その精神力の強さ。
イヤなことを言われても、常にニコニコ、
海で言うと凪いだ状態を保っている、本当のクリスチャン。
ものみの塔研究の司会だから、
集会後で、たくさん指名してもらった感謝に行くと、逆に
「や〜、○○さん(←私の本名。)のコメントで助かっちゃいましたよ〜。
設問が難し過ぎる上に、一節目で○○さんが『エホバの日』の
補足的説明をしてくれなかったらあそこから後の設問は
みんな定義が無い無意味なコメントになっちゃいますからね〜。」
・・・とかなんとか、必ず高く評価してくれる人。
「や、使っていただいて光栄です。土曜日はものみの塔研究の予習に
充ててるので、これで挙手しないとかありえないですよ。」
「○○さんは集会参加も賛美も超スピードでしたもんね〜。」
「10年以上研究生やってて一回も賛美しないとかないですよ。」
・・・と、兄弟が真面目な顔で背をかがめてくる。
「(コソッ)・・・で、どうですか?新しい司会者は」
「(コソッ)姉妹はメリハリがある方で、どっかの誰かさんみたいに
研究中に私語で盛り上がるとかないけど、お茶請けは毎回
母の分まで持ってきてくださって、お茶の時間は明るく楽しく おしゃべりできて、けじめがついた姉妹なので助かってます。」 「○○さんには本当に何年も辛抱させてしまって・・・。」
「いや〜、焦らず待って良かったですよ。
兄弟にも本当に何年も雑用みたいなお願いを聞いてもらったりして、
お世話になりました。」
「ぃぇぃぇ、姉妹によると紅茶が美味しい研究らしいですね(笑)」
「ははは、家庭聖書研究なんて週一回の宝物ですから。
飲み物にも気を使ってます(笑)」
「いやあ、ぼくも飲みたいなぁ、紅茶。」
「じゃあ、今度の研究、参加していただけます?」
「わ〜、いいんですか?」
「どうぞどうぞ、『是非是非』ですよ!」
「じゃあ、姉妹と相談しますね。」
「はい、私からも声をかけておきます。」
「はい、よろしくお願いしますね〜。」
「今日も私の『長いお話』にお付き合いいただき、
ありがとうございます(ぺこり)」
「は〜い、では、今度は○○さん宅でお会いしましょう!」
「では!」
・・・という会話をほぼ毎回している。
おかげで会衆内では「○○さんって兄弟のコト好きなのよねぇ。」とか
要らん噂を流す「ホワイトボードアニメを見直せ!」と直接言いたい姉妹は
もう何人もいるらしい・・・と、母の司会者から聞いた。
(この人も結構なスピーカーなのであまり信用できない。)
けれど、向こうは二世で幼い頃から聖書に通じている長老。
かたや、「悪い噂」のおかげで何年も家庭聖書研究もしていない、
つい最近まで“放置されて捨てられた羊”だった某突起名。
身分の差が凄すぎて、片思いしかない関係。
でも良いんだ!
丁度良く賢明な司会者もついたし!
兄弟が待っていてくれれば、頑張るもん!
くだらない噂に構っていられない。
でも、兄弟が、某突起名のバプテスマまで
待っていてくれるかどうかがわからない。
「○○さん、伝道の見学に行きませんか?」とか、
「そろそろ、割り当てに復帰しませんか?」とか、
長老という立場と権力を利用しての、
”早く進歩してほしいオーラ”は漂ってるんですけどね(笑)
母の司会者の旦那さん兄弟には、「やっと『教えの本』を終えて、
『神の愛』に入りました。」と報告したら、
「む!○○さんの2020年の目標は伝道者だね!」と言われて、
「まだ早いです(苦笑)」と応じたら、
「みんな期待してるからね!」と、プレッシャーをかけられ。
年末年始は世俗の仕事で忙殺されるという、愛する兄弟。
嗚呼、エホバ、兄弟に充分な睡眠時間を与えてください。
そして、年明けには彼の元気な顔を見て、ホッとできますように。
あ〜、禁断症状が。
某突起名の無理目な恋は叶うのか、叶わないのか。
肉欲に任せた恋しか経験してこなかったから、
プラトニックな恋が此処まで切ないなんて知らなかったよ。
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