**裏ねこ雑記**
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2005年04月21日(木) 曇り時々晴れ、一時雪、ところにより吹雪

「富良野の大地を、レンタカーでも借りて思い切り走ってみたい!」
なぁんて、言う友人がいたものですから、それではと、
花も実も無い4月の終わりの北海道へGO!となった訳で、、はい。

今週の名古屋は暖かくて20度以上の日々が続いていたので
札幌の気温は8度との飛行機のアナウンスに正直ビビリました。

寒くてもなんでも車に乗ってしまえば平気。
古いナビも使いづらそうだったけど、
なんとかなんとか、
ナビのお姉さんはノロノロと目的地を案内し始めてくれました。

しかし、目的のお店よりもかなり南の通りで
「目的地周辺です。案内を終了します。」っておいおい(-_-;)

ナビが付いているのに地図と格闘して、人に聞いて、
8つの眼でやっと探し当てたのはスープカレーのお店「ピカンティ」

4人でスープカレーを3つとマンゴジュースをひとつの注文。

シーフードのスープカレーは、
さすがにここが北海道であると再確認するように
海老、イカ、ホタテ、ムール貝等が山盛りでみんなの顔もにっこり。

だけど、美味しくて辛くて、だけど、美味しくて食べ過ぎて
夕方まで減らなかったお腹と
時々せり上がってくるカレーのゲップに歳はとりたくないと実感です。

「ピカンティ」が北大の近くということで
クラークさんの胸像をひと目見ようと北大へ寄り道です。

札幌はスープカレーだけが目的だったので、次の目的地小樽へ急ぎます。

目的地は小樽であるけど、私の小樽の目的はお寿司のみ。
ガラス製品を買いたい友人達に付き合って運河沿いのお店をウロウロ。
でも、私もつい買ってしまいましたよ。
ケロブの誕生祝に「美味呑みグラス」です。
ガラスなのに陶器の質感でビールの泡がクリーミィに立つという代物。

そのうち時計は午後の5時に近く
友人の目的であった市場でカニの購入は断念。

さっさとお寿司を食べて定山渓に向かわねば。

寿司屋通りで選んだのはベタかもしれないけど「しかま寿司」
有名なお店だから間違いはないだろうという理由だったけど、
まあね、確かに間違いではありませんでした。
注文したのは「おたる握り」と「おまかせ握り」
これを4人で分け合うのです。

譲り合うなんて美しい友情は存在しない私達、
けれども血を見ることもなく仲良く完食。
物足りない部分はみんなしてボタン海老を1カンずつの注文です。

「しかま寿司」の近くの店でパク・ヨンハ君の写真をサインを飾ったお店も発見。
小樽で写真集を撮ってる筈だったので、このお店で御寿司を楽しんだのでしょう。

私個人としては小樽は4度目位、だけど一度も入ったことが無くて
ずっと気になっているお店がある。

アイスモナカの「パーラー美園」
地図で見ると寿司屋通りの近くにあるんだけどなぁ(^^)
と、運転手を説得してそのあたりをくるくるまわってもらう。

ナビのお姉さんは近くにありすぎるせいか、案内する気もないようで・・・
ならば、自分の足でと車から降りてこの辺とあたりをつける。
そして、商店街のアーケードの下で小さな店を見つけた。
アイスモナカを2個購入で、これも4人で分ける。

甘い物好きの大食漢が一人、ビール好きの大食漢が一人、
少食で甘いものもアルコールも苦手な運転手が2人。
なんてバランスの良い私達4人(^^ゞ

ナビのお姉さんは近いところは苦手だけど
定山渓には案内してくれるだろうと期待したものの
あれ、札樽道を通るんじゃないの?
そんな、わき道の細道なんて通った事なんてないよ。
といいつつも車は進むナビの通りに。。。

ずんずんずんずん、山の中へ案内される、、、不安。
ナビのお姉さん、信じていいのあなたを?

辺りは暗くなって、山道で、おまけに雪まで降り出して、
おまけに、おまけに、定山渓到着時間が2時5分前だって。。。
2時????!!!!!!!!!!!

みんなさすがに軽くパニくった。
一番不安だったのは運転手だったに違いないけど、
対向車に一台もすれ違わない山道でまるで狐か狸に化かされたような感覚でした。

と、ナビの到着時間が変わった。
午後7時20分。
あの2時5分前はなんだったの?
長針と短針の角度は確かに一緒だったけど、、、
ナビのお姉さんの間違いだったのかしら?
それとも、脅かし????
いや、やはり化かされたのか、馬鹿にされたのか?

とりあえず、あと30分も走れば到着するという事がわかって
運転手以外は暗いなりにも周りの景色を楽しむ事ができました。
だって、山の上の湖なんて凍ってるんだよ。

街の灯が見え始めて、
ナビのお姉さんも、
私達を機嫌よく定山渓のホテルに案内する様子だと分かってやれやれです。

天気予報は一日雨だったけど、一度も雨らしいものは降りません。
大きな露天風呂からは月も眺められて最高な気分(^^)

運転手の二人は足ツボマッサージをうけて自らを癒しておりました。
また、明日もお願いね。






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