2021年02月20日(土) |
もうすぐ小学生なのに |
2週間振りに会えてよほど嬉しかったのか、はしゃいで母親に抱き着いた拍子に、ぐらついていた上の前歯から出血して、甥っ子は大泣きしたらしい。 あーこりゃもう抜けるね、てか抜いた方がいいねと、母親であるところの私の妹が、甥っ子の抵抗に遭いながらも抜いてやったところ、もう大変な大騒ぎだったとか。 甥っ子よりもご近所さんに同情してしまった。煩かったろうなー。 血の味が嫌で口を漱ぐべく洗面所に行ったものの、甥っ子は暫く動けなかったらしい。 そして漸く居間に戻って来たと思ったら、 「あるけるようにはなったけれど、むり、しゃべれない……」 と言ったとか。 いや喋ってるし、歯が抜けたのは口だよね? 足は関係無いよね? と、妹夫婦は秘かに大笑いしたらしい。
という話を笑いながら主人に話したところ、 「いや、それは腰が抜けたんだろうよ。可哀相に」 と甥っ子に同情的であった。 「へえ、貴方はまもる(甥っ子・仮名)擁護派なんだ?」 と訊いたところ、 「弱い者擁護派です。弱い者は保護されるべきです。シオン達姉妹は強過ぎます」 と言われてしまった。 でもあたしゃその説には異を唱えたいね。 この世は弱肉強食だよ。 甥っ子はもっと強くなれ!
一方、姪っ子は多少の事では動じないタイプ。 妹宅滞在中に少しだけ世話をしたが、朝の忙しい時に途中で食べるのを止めたので、 「ほら早く食べて。お母さんに置いてかれるよ」 とせっついたところ、いらねぇつってんだろとばかりに口の端を三角に下げて、チッという舌打ちが聞こえそうな、(・д・) ←本当にこんな顔をした。 何なのこの子……。 翌日、まだお座りも出来ない姪っ子が早くも喋れるようになった夢を見たのは、この出来事のせいに違いない。
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