天上天下唯我独尊

2020年08月04日(火) 主人の肺癌疑惑

主人の今年の健康診断の結果が来た。
何と、肺に影があるので要精検との事。
本日、主人は仕事を休んで、隣町の内科に出かけて行った。

昼頃に一旦帰宅して、一緒に昼食を取った。
内科医院でレントゲンを撮り直したところ、昨年撮った写真には無かった影がやっぱり写っていたと言う。どうやらロイヒつぼ膏の剥がし忘れではなく、本当に影らしい。
なので、午後から隣町の総合病院で、今度はCTを撮るそうだ。
「肺癌じゃないといいけど。乳癌だったらどうする? レアとは言え男性でもなるんでしょ、乳癌」
「乳癌……職場に言い難いなぁ。奥さん乳癌ですか大変ですねって言われて、いや僕がです……って、なんか嫌だな。
シオンが前立腺癌になるのと同じぐらい嫌かも」
「前立腺無いから!」
馬鹿馬鹿しい話でゲラゲラ笑ってから、主人はまた隣町に出かけて行った。
結果が判ったらすぐメールで報せてくれるかなと思ったら、部屋の隅っこで主人の携帯が充電器に繋がれたままであった。
携帯電話なのに、何故携帯しない……しかもこういう時に限って。

夕方になって主人が帰って来た。
結果は、問題無し。
血管か何かが影になって写っていたらしい。
他の内臓に嚢胞があるとか結石があるとかも判ったらしいが、今のところ命に係わるとか手術が必要とかいう事は無いらしい。
取り敢えず、ホッとした。
無職なのに未亡人になったらどうしようと思ったよ。
主人がいない人生なんてかなりつまらないので、是非とも頑張って私より長生きして貰わないと。


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