天上天下唯我独尊

2013年09月27日(金) 匿名ブログにおける言論の自由

経済産業省のキャリア官僚が、ブログで問題発言をしていた廉(かど)で、定職2箇月の懲戒処分を食らったという。
仮令匿名ブログでも、身元がばれた以上、公務員法の「信用失墜行為」にあたるらしい。
ニュースで取り上げられた問題発言というのが、東日本大震災に関して「復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい」だそうで。
えっ、それって問題発言なの?
「復興は不要」が? それとも「死ねばいい」が?
いつもの事ながら、どこが問題なのか理解出来ない私。だって私も同じ事思うし!
皆して感情的に酷い酷いと言うが、これって言論統制じゃないの?
言論の自由って憲法で保障されているんじゃ?
マスコミは何かあると報道の自由や言論の自由を持ち出すくせに、他者の自由は認めないんだよなーいつもながら汚いぜ。

とは言え、ブログの本文を読んでみたら、単に口汚く罵っているだけで、一寸これは酷いと流石の私も感じた(笑)。
どうせなら、感情的な罵倒だけじゃなく、どこがどう駄目だとちゃんと筋道付けて論じれば良かったのではないかなどと、つい赤ペン先生目線になってしまった。
この人がアウトだったのは、特定の誰かを名指しで中傷した事だと思う。
そして、ニュースでは恰も被災者批判をした事が悪であるかのような報道をしていたが、これも問題である。
批判と中傷は違う。マスコミは扇情的になってはいけない。正しく報道するべきである。
でもやっぱり、匿名ブログなんだから、基本的に自由に書かせろよと私は思うのだ。
そうじゃなきゃ、匿名の意味が無い。
この人がしくじったのは、特定されるようなヒントをそこここに不用意に書き込んでしまった事。
しかも身バレし易い特殊な仕事なのだから、そこはフェイク入れないと!
馬鹿だよねー、お勉強は出来たのかも知れないけれど、そういう点で馬鹿だと思った。
私なんて言いたい放題だから、特定されないようにフェイクてんこ盛りだよ!
いつも出て来る亭主は架空の存在で、本当はシベリア在住の80歳独居老人だよ!


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