2013年09月28日(土) |
映画「最強のふたり」 |
2011年フランス。 フランス映画には独特の暗さがある。 笑いのつぼも、イマイチ良くわからない。 そこが私の肌に合わなくて、今まで片手で足りるほどしか観た事がない。 この映画は、実際に観た人が絶賛していたので録画していたのだが、英語じゃない台詞を聞いて初めてフランス映画だった事に気付いた。 なのでこれも冒頭で消そうかと思ったのだが、取り敢えず暫く様子を見てみる事にした。 しかしこれが面白い。 今まで観たフランス映画ばかりか、今年観た映画の中でも、1番気に入った。 笑えるだけでなく、健常者と障害者の関係について考えさせられる映画である。 タブー視される障害者をいじる芸風(?)だが、いじられる障害者本人が大笑いしているのは、2人の間に信頼と友情あってこそ。 「彼は私に同情していない」 という障害者の台詞があったが、そこなんだろうな。 壁の無い、対等な付き合い。 それが出来る面白黒人のキャラが凄いと思った。 人徳ってやつね。
兎に角オススメ。子供以外に(笑)。
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