天上天下唯我独尊

2012年05月13日(日) 「流星の絆」

3、4年前にTBSでドラマ化されていてた「流星の絆」の原作を読み終わった。
ドラマの評判は世間的には良かったようだが、お巫山けが過ぎていて、私は全く面白いと思えなかった。
なので原作を楽しみたいと思っていたのだが、場所を取る大きな本を買う気にはなれず、先日本屋で文庫を見付けたので、漸く入手した次第である。

ドラマとは違う終わり方だと聞いていたので、どんな真犯人が登場するのかと思いきや、おんなじだったので拍子抜けしてしまった。
えーそうなの?やっぱりこの人だったの?と。
ドラマの最終回を見ていなければ、多分完全に騙されただろう私。
でも、これまでに私が読んだ東野小説ほどの衝撃は無かった。これを含めて3冊位しか読んでいないけれど。
他の2作とは違って、不幸な終わり方ではなかったから、思い読後感を引き摺らずに済んだからかも知れない。
まあ、こういうのもいいかなと。

ジョーバに乗りながら、寝る前に布団で寝そべりながら、少しずつ読んでいたが、終わりが近付くにつれ、主人の留守と言うこともあり、残りの家事を放棄して読み切ってしまった。
外食続きで疲れて帰宅した主人には、
「お帰りなさい! 今日はカレーよ☆」
と更にレトルトを食わせるという、とんでもない妻である。


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春 紫苑 [MAIL]

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