3、4年前にTBSでドラマ化されていてた「流星の絆」の原作を読み終わった。 ドラマの評判は世間的には良かったようだが、お巫山けが過ぎていて、私は全く面白いと思えなかった。 なので原作を楽しみたいと思っていたのだが、場所を取る大きな本を買う気にはなれず、先日本屋で文庫を見付けたので、漸く入手した次第である。
ドラマとは違う終わり方だと聞いていたので、どんな真犯人が登場するのかと思いきや、おんなじだったので拍子抜けしてしまった。 えーそうなの?やっぱりこの人だったの?と。 ドラマの最終回を見ていなければ、多分完全に騙されただろう私。 でも、これまでに私が読んだ東野小説ほどの衝撃は無かった。これを含めて3冊位しか読んでいないけれど。 他の2作とは違って、不幸な終わり方ではなかったから、思い読後感を引き摺らずに済んだからかも知れない。 まあ、こういうのもいいかなと。
ジョーバに乗りながら、寝る前に布団で寝そべりながら、少しずつ読んでいたが、終わりが近付くにつれ、主人の留守と言うこともあり、残りの家事を放棄して読み切ってしまった。 外食続きで疲れて帰宅した主人には、 「お帰りなさい! 今日はカレーよ☆」 と更にレトルトを食わせるという、とんでもない妻である。
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