千葉県柏市で、登校途中の高校生が自転車で転倒した際、後ろから来た乗用車に撥ねられて死亡する事故があった。 乗用車を運転していた男性は、自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕されたが、当時路面は凍結していて、高校生が転倒したのはそのせいではないかと見られている。 これで逮捕されて実名まで報道されるなんて、乗用車の運転者が余りに気の毒ではないだろうか。 本当に避けようが無かっただろう。誰だって轢いていたと思う。 高校生が、凍結した道路を自転車で走ったのが悪かった。 そして運も悪かった。 これは転んだ方と轢かれた方、両方が。
歩道を走る自転車が問題視され、車道を走るように通達が出されたのはつい最近の事だ。 確かに道路交通法で、自転車は基本的に車道を走るようにとされている。 しかし路側帯を走行中の自転車が突然車道に倒れて来たら、自動車は避けようが無いし、下手に避けたら対向車と接触するなど、却って大事故を引き起こしかねない。 では、どうすればいいのか。 日本では、交通面に限った事ではないが、弱者保護があまりに行き過ぎだと感じる。 自動車>自転車>歩行者 というのは普通に見ればそうだし、逆に、何かあった時の被害の度合いは、鉄の塊に覆われている自動車運転者より、剥き出しの歩行者の方が大きい。 だが、それだけで加害者被害者を判定して良いとは、到底思えない。 いきなり車道に倒れなくとも、迷惑な自転車はこの時期多い。 先日も、坂の車道を自転車引っ張って登るババアがいた。 後ろには長蛇の車列が……隣に歩道があるのに、何故車道。 これは交通妨害だろ。警察はこういうのこそ取り締まれよ! つか、自動車も警笛鳴らせばいいのに。 と、対向車線から見物しつつ、他人事ながら苛々してしまった。 取り敢えず、冬季の自転車は運転禁止にして欲しい。 或いは轢いても無罪。でなきゃ割りに合わねえよ。
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