夜中に録画したNHK衛星放送のプレミアム・シアターを観たのだが、 酷い!酷過ぎるぞシドニー響!! これでチケット27,000円って本当? だとしたら、ぼったくりにも程があるだろ。 うん、やはり私はソロ・リサイタルの方を選んで正解だったと思った。 大枚叩いてオケがこれじゃあ、泣くに泣けないわ。 アシュケナージはピアニストとしては超一流だけれど、指揮者としてどうなんだろ? 指揮自体は別に……という感じだった。 リハーサルで作り込むタイプなのかな。 それにしたって、シドニー交響楽団は酷過ぎ。ドサ回りばっかりで禄に練習出来ていないのか? それに引き換え、日本のオケってレベル高いんだなあと、改めて思った。 地方オケだってもっと上手いだろってぐらい、シドニーが酷かった。 「のだめカンタービレ」で、千秋先輩が最初に就任したマルレ・オケが超悲惨に描かれていたけれど、シドニー響を見ちゃったら、決して誇張ではなくて海外ではああいうオケもあるんだろうなあと思ってしまった。 うむ。それほどシドニー響は酷かったよ。 何でこんなクソオケにキーシン呼んだりしたんだよ、アシュケナージ。 折角のソリストが勿体無いだろー!!
ソリストのアンコールの後で、トロンボーン4本でアンサンブルをやっていたけれど、これまた酷かった。 曲名が「日本ささげる歌」だったか、気持ちはとても有難いけれど、肝心の音が……。 これが中高生のアンサンブルで私が指導者なら、風呂の中で屁ぇこいてんのかコラー!と怒鳴りたくなるものであった。つかこれなら高校生の方が上手くね? NHK音楽祭と銘打った割りにこれかよ……ソリストは申し分無いのになあ。 どうせならオケ外して、ソリストだけの特集で良かったと思う。寧ろそうして欲しかった。 後半のダン・タイ・ソンに期待。まだ観ていないので。
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