天上天下唯我独尊

2011年11月25日(金) 頼むからほっといて

スポーツジムにちょこっと通ったものの、ちっとも楽しいと思えなかったので、先月から新しい習い事を始めてみた。
そしたら、先生が主人の仕事上の知り合いの奥さん……またかよー。
田舎だからか、主人の仕事柄か、こういうパターンばっかりだな。

それはいいとして、この先生、もっと深くお勉強しましょう!みたいな感じで、次のコースを頻りに勧めて来る。
まだ始めたばっかりで、そこまでやりたくないんですけど。
私は週1の今のままで満足なんですけど。
折角連れ添った亭主との貴重な土日を潰してまで、そんなのに出たくないんですけど。
と言ってしまいたいが、主人の知り合いという事で無碍にも出来ず、ハァとか何とか言って誤魔化している。

その先生に、主人が先日偶々会ったそうだ。
主人の感想は以下の通り。
「何か馴れ馴れしい人やなあと思った。悪気は無いんだろうけれど。自分の子分が欲しい人なんだね。お山の大将同士で、シオンとは合わないと思ったよ」
仕事柄か、流石の分析力である。
「でしょ! 私も合わないと思ったのー! だから適度に距離を置こうと思っているんだけどさ。なるほど、『子分が欲しい』とは上手い事言うわね」
そりゃ上のクラスに進む子分が増えれば、先生としても面目躍如だし、勢力図も拡大するし、上納金も増えるだろう。
よく知らないけれど、きっとそんな構図。
以前の習い事もそんな感じで、上のクラスを勧められて、勉強会だの試験だの高額な受験料だのが嫌になったのだ。
習い事自体は好きなのに、そういう余計なシステムが嫌なの!
私は自分のペースで好きなようにやりたいの!!

主人は私の事を解ってくれると思ったら、次のレッスンで先生に言われた。
「こないだ旦那さんに会って、お許しが出たからね。『どんどん誘ってやって下さい』って!」
ハァ?
何それ。アンタそんな事言ったの?
と帰宅して主人に訊いたら、
「『どんどん』なんて言ってないよ。『誘ってやって下さい』は言ったけれど」
って。イヤイヤ、余計な事言うなよ。
ちゃんと防波堤になって下さいよ。
あーもう、自分ではっきり言わなきゃならないのかなあ。大人なんだし。
しかし大人な断り方が出来ない私……どうしたら波風立てずに断れますかね。ハァ(吐息)。


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