天上天下唯我独尊

2011年04月02日(土) 現実感がないのう

津波で流された趣味仲間が、遺体で発見された。
近々お葬式があるので、一寸遠いけれど、交通機関も回復したし、他のお仲間と一緒に行こうと思う。
最後のお別れだもん。

なんかなー、まだ信じられない。
いや、本当の事だとは判っているけれど、まさかと言う感じ。
もっと色々な話をしたかったのに、聞きたかったのに、もう叶わないのか。
私に出来る事は無かったのだろうかと思うが、無かったんだろうな。
あるとすれば、もっとちゃんと連絡を取っておく事か。
友達関係は大事にしようと思った。
幸い私の友達は数が少ないので、大事にし易い。

そして現実。
喪服はある。多分入る。
半袖だが、セットの上着を脱がなければ、ババシャツは見えなくなる。
手提げ鞄もあった。ただ、小振りで財布と携帯ぐらいしか入らないので、マイバッグのような予備袋を持って行こう。
しかし靴が無い。幾ら探しても無い。
数年前に身内の葬式の時には履いていた筈。どこにやった。
記憶を掘り出す。マリ・クレールの箱に入っていた。
そうだ、あの箱は無い。
靴の寸法は表示上合っているのに、私の足には小さかったから、1年前の引越しの時に、服等と一緒に段ボール箱に詰めて、リサイクル店に持ち込んで処分したのだ。
黒い靴はあったが、金具が付いている。ネットで調べたところ、金具類はNGらしいので、これは履いて行けない。

買うしかないか……!(断腸)

そういや春用コートも持っていなかった。
作るにしても、丁度良い布も時間も無い。
黒いコートも、序でに買って来るか。


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