天上天下唯我独尊

2010年04月30日(金) 高速派vs下道派

前に住んでいた所より少し近くなったので、車で実家に行った。
それでも数時間かかる。
主人は、途中から下道で行こうよと提案したが、私は気乗りしない。
高速ですっ飛ばした方が早いからだ。
運転は主人に任せたので、なるべく口出しすまいと思っていたが、途中で高速を降りてから、何だか苛々した。
そもそも出発が遅かった。
主人が運転免許の更新で時間を取られたのだ。
彼の話によると、免許センターは混み混み。
センターの人の話では、いつもはガラガラなのに、今日は1年のうちでも、1番か2番に混む日らしい。
そんな日に更新に行くなんて、馬鹿じゃねーの。
混んでいたのなら、まだ日はあるのだし、日曜でもやっているのだから、さっさと帰って来りゃいいのに。
昼前に出発していれば下道でもいいが、午後になってからでは、日が暮れてからの到着になってしまう。
もう我慢の限界だ。
「下道じゃだめだ。到着が確実に夜中になるよ。このルートだと山越えになるし、道路状況や天気も心配だから、今から高速に戻ろう」
と半ば強引に、高速道路まで引き返させた。
結果、私の判断は正しかった訳で、高速道路を使っても、ぎりぎり日が暮れる頃の到着となったのだった。

私は一直線に目的地を目指してさっさと到着したいタイプだが、主人は道の駅に寄り道しながら、旅行の過程を楽しみたいらしい。
うちの両親も同じで、父は前者、母は後者。
こんなところまで、私は父に似たのだな……。
私にとって道の駅はトイレと水分補給所でしかないが、主人にとっては大事な旅の要素らしい。
高速道路に道の駅は無いので、サービスエリアで我慢して貰った。
というか、トイレが終わったらさっさと車に戻って出発しようよ……と私はじりじりしているのに、買いもしないのにのんびりと土産物を見て回る主人に、若干苛付きさえ覚えた。
時間に余裕のある時ならいいのだが、結婚して何年も経つのに、主人のこういうところに苛々する。


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