最近、わうわうが放送している、コメディUK「リトル・ブリテン」がお気に入りだ。 その存在を私が知ったのは昨年だが、2003年放送開始、2006年には国際エミー賞にも輝いた、イギリスのコント番組である。 この番組を見ると、イギリスのコメディは、モンティ・パイソンの影響を色濃く受けているのが判る。 但し、モンティ・パイソン好きには、物足りないだろう。 夜中の放送なので、リアルタイムではなく録画して見ているのだが、あのブラックさが結構好きだ。 下ネタもあるし、好き嫌いが分かれるので、誰にでもお薦め出来る物ではないが。 そんな訳で、最近の我が家のブームは、「Yeah, but no, but...」「I know (無表情で)」「おやつ」である。 「おやつ」って「bitty」と言うのか……辞書でbittyを引くと、「断片的な、細切れの」と出て来るのだけれど。
モンティ・パイソンもそうだったが、公共放送でそんな番組をやっちゃう国なのに、ブラウン首相にはがっかりだ。 車という密室での「偏屈女」発言が、マイクのスイッチを切り忘れていたために公になってしまったのは気の毒だし仕方が無いが、その後の対応が普通過ぎた。 偏屈呼ばわりされた老女の許を訪れて謝罪なんて、当たり前過ぎる。 そこはイギリスらしく、面白い事をブラックなほどにやって欲しかったなあと思うのだ。
やはり現実では無理な話なのかね。
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