録り溜めた録画を観ている。 先月集中放送のあった「セックス・アンド・ザ・シティ」TVドラマ編+映画版を観終わった。 ドラマは30分×全94話だが、途中で録画機の中が一杯になったため、飛ばし飛ばしで全体の3分の1程度しか観ていない。 すぐに交際相手が替わるので、一寸観ないと新顔がいて、誰これ?となるが、それでも充分だった。 話の内容を有り体に言うと、「ヤリマン4人物語inニューヨーク」である。 なのに身体を売ってお金を貰う事は、プライドが許さないらしい……やっている事は同じなのだが、何故か本人達には拘りがあるらしく、その辺はよくわからん。 まあ、普通に私の人生には関わりの無い種類の人々なので、一応評判のドラマだし少し観ておこうかという軽い気持ちで観たのだが、これが意外と面白い。 主人公を含めた親友4人組が、とても魅力的なのだ。 1人1人、尻軽な点も含めて欠点はあるものの、こういう人が友人だったら楽しいに違いない、と思わせる魅力に溢れている。 (尤も現実には、昼日中のレストランで人目も憚らずにセックスの話をするような人とは知り合いになりたくないが) だから、彼女等が紆余曲折を経てそれぞれの幸せを見付けるに至ると、素直に祝福出来る気持ちになるのだ。 やはり、キャラクター作りがしっかりしているドラマは面白い。 彼女等が身に着けている洋服や小物も素敵で、目の保養になったし、是非観てとは言わないが、結構面白いので暇があったらおすすめかなあとは思う。何せ長いし。
去年映画が公開された時、朝のワイドショー「とくダネ」で、SATCに夢中になる女性達を取り上げていた。 その中の1人が看護婦で、いずれNYで仕事をしたいと言って英会話学校に通っていた。 夢に向かって努力するのは素晴らしいが、実際にNYへ渡ってこの人は何をしたいのだろう。 週末毎のパーティーとナンパ、短期で入れ替わるセックス・フレンド? それに、人間の命に関わる仕事を続けるなら、尚更大変ではなかろうか。 SATCより寧ろERなんじゃ……と、余計な事を思ってしまった。
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