義人はいない、ひとりもいない。 悟りのある人はいない、神を求める人はいない、 すべての人は迷い出て、ことごとく無益なものになっている。 害を行う者はいない、ひとりもいない。 彼らののどは、開いた墓であり、彼らは、その舌で人を欺き、 彼らのくちびるには、まむしの毒があり、 彼らの口は、のろいと苦い言葉とで満ちている。
(ローマ人への手紙3:10〜14)
「FBI超能力捜査官」を見た。 自分には超能力が無いので、こういう他人の特殊能力は羨ましい。 でも、スプーン曲げには興味無いのだ。何の役にも立たないから。 こういう力は、人助けになってこそ、意味を持つのだと思う。
今回初登場(多分)したのは、ブラジルの夢見、ジュセリーノ・ダ・ルース(ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースとも)氏。 本業は英語教師なのだが、彼は予知夢能力があると言う。 これまでにNYの飛行機テロや、スマトラ沖地震などを予言しており、夢を見る度に、各国の政府や大使館宛にその内容を綴った手紙を送っているそうだ。残念な事に、それ等は悉く無視されている訳だが。 予知夢が当たるのも凄いが、それより凄いのは、この人がやっている事である。 手紙も、ただ送るだけではない。 いちいち公正証書にし、コピーを取り、きちんと証拠を残してから送っているのである。 当然費用も馬鹿にならない。 しかもこれが、全て自費なのだ。 この人も偉いが、奥さんも偉いよ。 ご主人の事を信じて、活動を支えているのだろう。これが 「何よ、こんなにお金かけてんのに、ちっとも相手にされてないじゃないの。いい加減に目を覚ましたら!?」 というような奥さんじゃあ駄目なんだろうな。 当たる・当たらないは別にしても、お金儲けのためではなくて、人のためにやっているのは偉いと思う。 義人は、ブラジルにいた。
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