東京はどこに行っても人だらけだった。 銀座では、擦れ違う人全てがお金持ちに見えた(笑)。
で、有楽町駅まで歩いたら、OIOI(「マルイ」と読むらしいが、私の中では「オイオイ」)が! 新しいビルだ〜ワーイと思って入り口を探したら、無い。 建築中だそうで。 プランタンも、我々が行った時にはリニューアル前で閉店中だったのだよね。 ついてないのう。
しかし、妹はついていた。 彼女は馬鹿の大足で、田舎では靴が見付からない。 もう女性用の可愛い靴は諦めて、男性用の運動靴でも履いとけば〜?との私の助言も聞かず、東京ならあるかも!と一縷の望みを抱いて東京にやって来た。 銀座の高そうな靴屋さんにも入ってみたが、彼女のサイズの靴は、ごく僅か。 折角東京に来たのに!とプンスカしていたが、有楽町駅すぐ前のビルの中に、あった。 デカ足専門の靴屋さんが! その店を見付けた時には、妹の目が輝いた。いやホントに。 うわあ〜これも可愛いあれも可愛いと、片っ端から試着して、2足も買っていた。 まあ、東京には滅多に来られないんだし、田舎じゃ買えないから仕方ないか。 妹は大層喜んで、 「東京はイイ! また来る!」 と言っていた。 さっきまで 「東京の癖に大きい靴が無いなんて!」 と憤慨していたのに、凄い変わりようである。
私は私で、寄生虫館の他にも、行きたい所に行けたので、満足であった。 また来たいねえ東京、と言いながら、我々は帰りの特急に乗り込んだ。
次はブラームスとかチャイコとかがいいわあ。
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