最近、階段が怖い。 昇りはいいのだが、降りるのが怖いのだ。 恐怖度は下がるが、エスカレーターも同じである。
何が怖いのかというと、私にもよく解らぬ。 階段の途中で、足が竦むのだ。 主人と一緒の時は肩に掴まっているからまだ大丈夫なのだが、1人の時は中腰になってしまう。 エスカレーターの場合は初めの一歩をなかなか踏み出せず、生まれて来る段を数えて拍子を取りながらエイと踏み出す始末。 後ろに人がいると迷惑がかかるので、なるべく急ぐのだが、プレッシャーで益々慌ててしまう。
主人にその話をすると、 「それは、眼鏡で視界が歪むからなんじゃないの」 と言われた。 眼鏡をかけると、レンズを通して見る景色の境目が歪んで見えるのだ。 眼鏡生活が長いので普段は気にならないのだが、下を見ると足許が歪む。階段を下りる時は、丁度階段が歪んで見える事になる。 なるほど、それで怖いのだろうか。 確かに、コンタクトの時は気にならないような気がする。
でも、以前は階段でも平気だったんだが。 謎はまだ解けない。
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