拉致被害者の味方になってお株を上げ、「権力の頂点」(この国会中継の時、私は、タイヤ交換かオイル交換の出来上がり待ちで、ガソリン・スタンドの煙草臭い待合室にいた。一瞬迷いの色がちらりと見えたが、あーあ言っちゃったよ安倍さん……と思いながら見ていた。亀井のしずかちゃんと対決した時だった筈)に上り詰めた安倍さんだが、就任以後はどうもパッとしない。 期待が大きかっただけに、その姿には、多くの国民が失望したのではなかろうか。 何だろうな〜と思っていたのだが、実家の家族が安倍さんを「安倍副委員長」と呼んでいるのを聞いて、なるほどと思った。
人間には、大きく分けて2種類ある。 それは、トップに立って統率力を発揮する人間と、2番手でトップを支える才能を持つ人間だ。 そして後者は、2番手にいてこそその力を惜しみなく発揮するのに、トップに立つとてんで駄目なのだ。 安倍さんは、まさにこのタイプなのだろう。 だから「副委員長」なのである。 母に言わせると、 「小泉委員長の指図が無いと、何も出来ない木偶の坊」 という事らしいが。
統率力に欠けているのは確かに困るが、私がそれよりも何とかして欲しいのは、安倍さんの国語力と発音である。 「〜でごじゃーます」という答弁に、苛々してしまうのだよ。 滑舌の悪さと言うのは、頭よりも、どうしようもないんだろうか。
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